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module: 084-01
language: ja
chapter: 84
title: "臓器組織学と構造・機能の認識"
module_title: "血管壁から肺胞障壁までの心血管・呼吸組織学"
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# 心血管・呼吸組織学

## 構成原理
### 機能へ適応した壁上の連続内皮
### 伝導系からガス交換系へ
### 経路に沿い構造が規則的に変化

## 心臓壁
### 血管内膜へ続く心内膜
#### 心内膜下層に小血管、神経、プルキンエ線維
### 分枝心筋細胞からなる心筋
#### 心房は薄く一部にナトリウム利尿ペプチド顆粒
#### 全身圧が高く左心室壁が最厚
#### 豊富なミトコンドリアと高毛細血管密度
##### 虚血は速やかに収縮を障害
### 心外膜は臓側漿膜性心膜

## 線維性骨格、弁、伝導系
### 弁口周囲の密性結合組織
#### 弁尖を固定し過剰拡張を防ぐ
#### 心房筋を心室筋から絶縁
### 弁尖はコラーゲン、プロテオグリカン、弾性
### 結節は筋原線維の少ない小型細胞
### プルキンエ線維はグリコーゲン豊富な淡明細胞
#### 心内膜下を高速伝導
### 線維化や虚血で伝導ブロック、リエントリー

## 動脈壁
### 内膜、中膜、外膜
#### 大血管外壁は栄養血管を要する
### 弾性動脈は拍動性心拍出を緩衝
#### 収縮期の拡張でエネルギーを蓄積
##### 反跳が拡張期流を維持
#### 内弾性板は目立ちにくい
### 筋性動脈は血液を臓器へ分配
#### 波状で明瞭な内弾性板
#### 動脈硬化症は主に内膜に生じる
### 細動脈は抵抗血管で毛細血管圧を決定
#### 硝子様：高血圧と糖尿病
#### 増殖性：重症高血圧
##### 慢性虚血で下流組織を傷害

## 毛細血管、細静脈、静脈、リンパ管
### 連続型：筋、肺、神経組織
### 有窓型：内分泌器官、腸粘膜、腎
### 洞様型：肝、脾、骨髄
### 周皮細胞は血管安定化と流量調節
### 後毛細血管細静脈は白血球退出部位
### 静脈は薄い中膜と厚い外膜
#### 高コンプライアンスで血液貯蔵
### 形でなく壁対内腔比で判断
### リンパ毛細管は重なる内皮、赤血球なし

## 上気道と気管
### 偽重層線毛円柱上皮の呼吸粘膜
#### 血管性固有層が空気を温める
#### 漿粘液腺が加湿し粒子を捕捉
### 嗅粘膜は双極性感覚ニューロンを含む
### 真声帯は重層扁平上皮で腺が乏しい
### 仮声帯は呼吸上皮と腺を保つ
### 気管のC字形硝子軟骨輪
#### 気管平滑筋が開放端を結ぶ
#### 慢性刺激で重層扁平上皮化生

## 気管支と細気管支
### 軟骨は不連続板となる
### 平滑筋が相対的に目立つ
### 肺動脈は気管支に伴走、肺静脈は隔壁内
### 細気管支は軟骨と粘膜下腺を欠く
#### 終末細気管支は最後の純伝導気道
#### クラブ細胞は分泌、解毒、上皮更新

## ガス交換領域
### 呼吸細気管支の壁を肺胞が中断
### 弾性反跳が受動呼気を駆動
#### 弾性枠破壊で肺気腫と呼気虚脱
### 一型細胞が表面積の大部分を覆う
### 二型細胞がサーファクタントを分泌
#### 損傷後に両上皮型を補充
### サーファクタントは表面張力を低下
#### 不足・不活化で虚脱
### 関門はサーファクタント、上皮、基底板、内皮
#### 浮腫と線維化は関門を厚くする
#### 肺気腫は表面積を減らす

## 防御、胸膜、解釈
### 肺胞マクロファージが粒子を取り込む
### 肺胞孔は感染も広げる
### 胸膜リンパ管は壁側ストーマから除去
### 空気や過剰液が胸膜を離す
### 異常区画はどこかを問う
