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module: 077-02
language: ja
chapter: 77
title: "胸部、縦隔、心臓、肺、胸壁の解剖"
module_title: "縦隔、心膜、心臓、冠循環、大血管"
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# 縦隔、心臓、大血管

## 縦隔の区画
### 左右胸膜腔間の中央区画
#### 一病変が複数系を圧迫し得る
### 胸骨角からT4・T5椎間板の面
#### 上縦隔と下縦隔を分ける
### 下部は心膜で三分される
### 上縦隔は静脈、動脈、気道、食道の順
### 前縦隔は疎性組織、リンパ節、胸腺
### 中縦隔は心膜、心臓、横隔神経
### 後縦隔は大動脈、食道、胸管、奇静脈
### 腫瘤位置は傾向で絶対でない

## 心膜
### 腱、血管、胸骨へ付く線維性袋
### 漿膜性心膜の壁側層と臓側層
### 横洞は動脈流出路の後方
#### 大動脈・肺動脈幹周囲へ通過
### 斜洞は左心房後方の盲嚢
### 横隔神経は肺根前方、迷走神経は後方
### タンポナーデの生理
#### 急速貯留は内圧上昇で充満障害
#### 緩徐貯留では袋が伸びる
#### 右心腔は拡張期に脆弱

## 心臓外表面
### 心尖は主に左心室
### 心底は主に左心房で後方を向く
### 心縁
#### 右縁は右心房
#### 左縁は左心室と左心耳
### 胸肋面は主に右心室
### 横隔面は主に左心室

## 心腔と弁
### 右心房は大静脈と冠状静脈洞を受ける
#### 分界稜が壁を分ける
#### 卵円窩は胎児卵円孔を示す
### 調節帯を持つ右心室
#### 動脈円錐から肺動脈弁へ
### 左心房は肺静脈を受ける
### 僧帽弁と二群の乳頭筋
### 体循環駆出のため左心室壁が厚い
### 冠動脈は右・左大動脈洞から
### 弁閉鎖は圧逆転と尖の接合
#### 乳頭筋は逸脱を防ぐのみ
### 線維骨格が心房を絶縁する

## 冠動脈支配領域
### 右冠動脈は右房室溝を走る
#### 結節枝と後室間枝を出す
### 左冠動脈は二分する
#### 前室間枝は中隔前方を供給
#### 回旋枝は左房室溝に沿う
### 優位性は後室間枝の起始
#### 下壁と房室結節血流に影響
### 機能的終動脈
#### 急性閉塞は梗塞を起こす
#### 緩徐な狭窄は側副路を拡大
### 心内膜下は主に拡張期に灌流
### 静脈は冠状静脈洞へ流れる

## 伝導と自律神経支配
### 洞房結節は上大静脈流入口付近
### 房室結節は冠状静脈洞付近
### 房室束は線維骨格を横切り二分
#### 右脚は調節帯を通る
#### 左脚は中隔上で扇状に広がる
### 結節血流は優位性で変わる
### 中隔や弁付近の損傷で伝導障害
### 交感神経は心拍と収縮力を増す
### 迷走神経は結節機能を遅くする
### 内臓痛求心線維は交感神経と走る
#### 胸部・上腕内側関連痛

## 大血管の位置関係
### 上行大動脈は冠動脈を出す
### 弓部は左主気管支上でT4へ
### 肺動脈幹は大動脈前方
#### 右肺動脈は大動脈・大静脈後方
### 動脈管索は左反回喉頭神経に近い
### 左腕頭静脈は前方を横断
### 奇静脈は右肺根上を弓状に通る
### 胸管は左静脈合流部へ入る
#### 損傷で乳び胸

## 縦隔病態
### 解離は分枝や弁へ伸展
#### 心膜破裂でタンポナーデ
#### 胸膜破裂で血胸
### 動脈瘤は神経、気道、静脈を圧迫
### 左心房拡大は食道に影響
### 上大静脈閉塞は側副路と浮腫
### 縦隔気腫は筋膜面に沿う
### 聴診部位は音の伝わる場所
#### 心エコーが実際の弁を示す
